仙台銭湯【やまびこの湯】新しいのは風呂だけじゃない!快適ポイントご紹介
2018年にオープンしたやまびこの湯。西多賀のベガロポリス内にある入浴施設です。2016年まで極楽湯があったところに、新しくできた入浴施設です。観光の方にとっては、山形や秋保、286号線添いから仙台駅の宿を目指す場合などに使いやすい立地です。お風呂が新しいのはもちろんですが、他にも新しい!ポイントが盛りだくさんでした。ご紹介していきます。
やまびこの湯|お出かけ情報
ベガロポリス内にあります。
- 住所 宮城県仙台市太白区西多賀5-24-1
- 時間 8:00~26:00(最終受付25:30)
- 定休日 記載なし
- 駐車場 2000台(ベガロポリス内施設)
- アクセス バス 宮城交通 仙台駅、JR長町駅、地下鉄長町南駅など発「尚絅学院大」行きで「新道西多賀5丁目」バス停から徒歩約1分
JR長町駅からタクシー約12分、地下鉄長町南駅からタクシー約10分
仙台駅からは、ルート検索上、車で約15分ですが、実際は混み具合によってかなり変わります。土日などはゆとりをもって。
料金
大人(中学生以上)平日700円 土日祝日750円
子供(3歳児以上)400円 土日祝日 450円
朝風呂(8:00~10:00 ※10:00以降の滞在可) 大人 500円 子供 400円
回数券 11回分 7000円
プラチナ特別会員券 25,000円
靴だなのカギとロッカーのカギを交換するシステムです。
快適ポイント①施設がキレイ、細かい清潔感が光る
なんと言っても施設がキレイ!新しいです。
また、細部にまで清潔感が感じられます。たとえば、お風呂入口に飲料水があるのですが、よくスーパー銭湯にある飲用装置ではなく、ウォーターサーバー&紙コップです。サウナには、タオル系のマットのほか、流して洗えるビニールかゴム的な素材の個別で使えるマットの用意もあります。
快適ポイント②女性や子連れ、シニア世代への配慮
女性に嬉しい点がたくさんあります。ありそうでない嬉しいポイントとして浴室内にメイク落としが装備されています。さらにシャンプー&トリートメントがPOLAのハイグレードタイプで、髪がバリバリになりません。
特筆すべきはドライヤー。数が多い!その数なんと14台。(女湯の数です)そして無料。無料なのに性能・ランクがすごいです。男性用は、他の種類もあるようです。乾かすだけじゃなくケアもしてくれるとは。こだわりどころが新しいです。これですね。お値段見て驚く機種…
子連れの時に助かる、ベビーベッドやキャラつきお風呂マットもありました。授乳室まであります。シニア世代や怪我の回復期などで、小さい風呂椅子に座るのが辛い方にとって嬉しい、高さのある椅子もありました。乳がん手術後の入浴着貸出や理解を求める掲示もあります。
随所にさまざまな人が楽しめるように、という意識の新しさを感じます。
快適ポイント③ロウリュ体験
ロウリュ(ロウリュウ)はフィンランドに伝わるサウナ入浴方法。サウナストーンに水をかけ、水蒸気を発生させることで体感温度を上げ、発汗を促進します。アロマ水が使われることが多いです。
また、ロウリュサービス、アウスグースとは、ドイツ発祥でスタッフがタオルなどであおぐことでイベント的に楽しむことです。日本では、これをうちわで行うなど、独自に進化していて、風を送る人を指す熱波師、という語も広まっています。
ロウリュは、コアなサウナファンだけのものではありません。新陳代謝を上げるため、ダイエットや美容、健康促進目的にもおすすめだそうです。やまびこの湯では、ロウリュサービスがかなりの頻度で実施されています。
アロマ水は時間限定とのこと。訪れた日は、1回のイベントでの水の投入2回、ひとりひとりあおぐのは10回ずつ。この風がなかなかに暑痛いのですが、サウナファンや、若干のMっけがある人には、たまらないというやつですね。汗がバンバン出ます。
仙台でロウリュが体験できる施設は多くないため、普段サウナに入らない客層も体験していました。非常事態?で親近感が生まれる心理なのか、なんとなく笑顔が交わされて、おもしろい光景でした。
快適ポイント⑤食事提供、早っ!食券購入⇒即発注のシステム
館内のお食事所、みちのく屋さん。豊富なメニュー、イチオシはニラレバ定食な雰囲気です。
…が、今日は食べたいものを食べます。
券売機でポチ、
とした瞬間にオーダーが入るシステムなんです!最新…!
こちらで受け取ります。頼んだ枝豆がソッコー手渡されてびっくり。早っ。…というシステムなので「食券買っておいて先に入浴」はいけませんよ~。
掘りごたつ仕様。足元の黒っぽく見える部分は穴部分です。正座やあぐらの態勢が辛い人にも安心です。奥に見えるのはカウンター席で、ひとりでも座りやすいです。
カツ定食も
親子丼も
エビのから揚げも美味しかったです。
やまびこの湯にお得に入りたい人へ
毎月26日はやまびこの日で500円で入浴できます。また、8:00から10:00の朝風呂タイムも500円とお得です。
22日には夫婦・カップルの大人男女2名で1200円、1名あたり600円という企画もあります。このほか、シニアデーなどもあります。
JAF会員は、貸しバスタオル無料、フェイスタオル進呈です。
訪問時は、リラクゼーション泉神の館(せんじんのやかた)で60分以上のコースを利用すると無料入浴券プレゼントという企画も行っていました。
今後、HPにサービスデーカレンダーなど載ったらここに貼りたいところです。
おすすめシチュエーション
ご家族で
食事の提供システムが早くて、子連れにはありがたいですね。ベビーチェアがあったかは、確認できていません。
お風呂の湯温も熱すぎず、子どもものんびり入れます。
ゲームコーナーやガチャコーナーもあります。
この日は実施されていませんでしたが、受付に縁日のようなブースもありました。土日に使うのかな?子どもはお祭り感、大好きですよね。家族で八木山方面や秋保方面へおでかけの帰りにリフレッシュ、というコースもいいですね。
食事しない人も、休憩スペースがあり、くつろげますよ。
女性同士で
施設の清潔感が気になる女性同士でも、気分よくくつろげます。ドライヤーもたくさんあって、待ちで気まずい時間になることもありません。うたた寝処が男女別なのも安心感ありです。
パチンコ施設内だと音が聞こえたりするのかな?と思いましたが、そんなことはなく、静かでした。
おひとりや気のおけない仲間とベガ漬けデーの一環で
ベガスベガス目的で来た方の利用もおすすめです。
また、ベガロポリス内にはカラオケなどもあるので、ひとりであるいは、お仲間と、1日たっぷり遊んで過ごす一環で、風呂も入ってこー、というのもいいですね。
ただし、過去の極楽湯を知る人は、施設規模とお湯が温泉か否かの面で辛口になりがち。前情報を知ってから、全くベツモノとして心して行くといいかもしれません。過去とはいつでも美しいものです。
おひとりで来て、せっかくだから色々ここで済ませちゃいたいなんて方は、ヘアカットもできます。
お財布が豊かになった場合、ボディケアも受けて至福の日を満喫してみては。ドンマイな日の慰労や、日々のお疲れの癒しにも。
観光の方
「入浴施設に行くなら温泉」というこだわりがある方ではなく「仙台駅前宿泊。秋保までは行けないけど、ちょっと広めのお風呂がいいな。」という時や、「山形ドライブや秋保散策したけど、晩御飯食べてたら日帰り入浴の時間過ぎて逃してしまった…」という帰り道などに便利な立地です。26:00まで営業しています。(最終受付25:30)
炭酸泉や、電気風呂など機能派お風呂で遊び疲れをとって、翌日のスケジュールに備えてみては。
ごはんがてら
お食事処もとても美味しかったのですが、ベガロポリス内には選択肢が豊富です。地元の人はそんなん知ってる、と思いますが、観光の方もいますからね。ご紹介しておきましょう。
お安くいきたい場合はなか卯さんや
COCO壱さんも
ラーメンなら人生
肉!寿司!量!ならしゃぶ屋総本店
肉!質!デートや御祝いなどなら仔虎
やまびこの湯|お風呂情報
お湯は温泉ではありません。過去に同じ場所にあった極楽湯が温泉だったこともあり、ショックを受ける人もいたようですが、機能派なお風呂が揃っています。
内風呂
- 高濃度炭酸風呂 約38℃
- ヘルツ風呂と連続した内湯 約41℃
- マッサージ浴 2種類 約40℃
- ロウリュウサウナ 約82℃
- 水風呂
炭酸泉はじわーっと温まります。マッサージ浴も2種類あるのでお疲れ箇所に合わせて楽しめます。電気の流れるヘルツ風呂は、こりほぐしなどに良さそうです。
露天風呂
- 岩風呂(湯の華) 約41℃
- 露天風呂 約41℃
- 壺湯
露天風呂には足をのばしてくつろげるチェアもありました。
※館内図が見当たらず、ホームページに記載のない正確な呼称がわからないお風呂は、内湯と露天風呂と表現させて頂いています。
※温度は公式情報ではなく、訪問日の温度計の数値です。参考程度に。
やまびこの湯、意識が新しい!
プレオープン期間中のクチコミや、レポートブログなどで指摘されている点が改善されているところが多く、対応力を感じました。元々予定されていたものがプレでまだ揃っていなかっただけなののかもしれませんが…。
たとえば、マッサージチェア使用中の視線へコメントがありましたが、しっかりパテ―ションで目隠しされていました。
①で紹介したサウナのマットも、プレの時はなかったようで「ほしい」という書き込みを見かけました。ありましたよー。
露天風呂はシンプルな同じ湯が2つ、という情報もありましたが、片方は湯の華入りの乳白色の湯で、片方は通常のお湯、と変化がついていました。
全体的に、ハード面の規模をおさえた分、ソフト面に力を入れている印象です。さまざまな企画や工夫でファン層を開拓していく施設ですね。
飲食店とのコラボ企画が実施される日もあります。
新しいパン屋さんのパン、気になります。こういうのもプラスアルファな魅力で嬉しいですね。
最終的に、かってクチコミで辛口コメントを残した元極楽湯ファンたちも「なんだかんだ言ったけど…やまびこの湯も、いいじゃねえか。」とつぶやく日が訪れるのでは。「極楽湯より規模縮小」「温泉じゃなくなった」という逆境からのスタート、ドキュメンタリー番組ができそうです。
ちなみに鶴さんマークの由来が気になったのですが、ホームページの会社案内をしげしげと眺めていたら、答えを見出しました。縁起物だからというだけではなかったのですね。気になる方は見てみてください。正解がわかっても何も賞品は出ませんが、同行者に語る豆知識になるかもしれません。
まだまだ進化しそうな予感のやまびこの湯
「全体の満足度を上げるためには、まず女性目線を意識して」というようなマーケティングのコメントを目にすることがありますが、やまびこの湯、はまさに!女性に嬉しい、が行き届いた感じです。女性に嬉しいことは、男性だって嬉しいですよね。清潔感も髪に優しいシャンプーもドライヤーも。逆ももちろんで、男性向けの施設で人気のロウリュは女性にとっても魅力的です。
正直、泉・富谷方面の入浴施設に比べて規模から見ると割高?と思ったのですが、行ってみると、差額以上に新しい価値が加わっているのを感じました。今後の進化にも注目していきたい入浴施設です。
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