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【珈琲の店クロップ】生豆販売!おやつ持込OK?個性溢れる南光台の老舗専門店

「カフェ」より少し落ち着いた、珈琲香る「喫茶店」がお好きな方。最新家電より、レトロなコーヒー道具にときめく方。自宅焙煎に興味がある方。

コーヒー器具博物館のようなアイテムを眺めながら、コーヒートークはいかがでしょう。「コーヒーの店クロップ」なら、生豆を気軽な量り売りで購入できます。

一味違う、独自路線を行くお店、クロップ。初めてでも懐かしいような居心地のよさを感じるこのお店で「訪問したら、したほうがいいこと」もご紹介します。

コーヒーの店クロップ|お店の特徴

コーヒーの店クロップは、自家焙煎珈琲豆の販売と、喫茶のコーヒー専門店。

南光台の地で長く営業している老舗店です。コーヒー豆の生豆も販売しています。

コーヒーの店クロップ|おでかけ情報・駐車場

  • 住所 宮城県仙台市泉区南光台南3-1-1
  • 時間 10:00~18:00(気分次第)
  • 電話 022-252-0994
  • 定休日 第1、第3日曜日
  • 駐車場 あり 店前
  • アクセス 地下鉄旭が丘駅から徒歩約26分または南光台南三丁目バス停から徒歩約1分

食べログでクロップの情報をチェック

店舗前のテナント共通駐車場が使えます。昼時には、お隣のラーメン店の駐車で止められない場合もあります。ピークタイムをはずすと停めやすいようです。

コーヒーの店クロップ|お店の様子

自家焙煎の旗が呼んでいます。

ペイペイが使えます。

入口すぐに、ずらりとコーヒー豆。そしてコーヒー器具。

レトロなタイプの手回し式ミルなど、コーヒー好きが心くすぐられる型の宝庫です。

コーヒーポットも、銅製でデザイン性の高いものなど、あまり見かけないタイプが並びます。

こちらは、焙煎されたコーヒー豆。

そして、未焙煎の生豆も販売されています。スローな趣味として家庭での焙煎が注目されていますが、クロップではコアなファンのために、以前からずっと生豆販売を行ってきたそう。

やってみたい!と思った方、焙煎道具も販売しています。

お店の奥は席になっていて、コーヒーの喫茶が楽しめます。

昭和を知る店ならではの、趣が詰まっています。この雰囲気がたまらないオトナ世代は多いはず。

コーヒーの店クロップ|メニュー

コーヒー豆は、100g単位。ブレンドを合わせて16種ほどの取り扱いがありました。

お席で頂く場合のドリンク価格ですが、ブレンドが超良心的価格です。

他にも、店頭に豆のあるコーヒーを提供しています。また、軽食メニューもあります。珍しいのが「パン・ケーキ等持ち込み可」なかなか、お目にかからない仕様です!

注意2020年3月訪問時のメニュー・価格です。日にちの経過に伴い、変更となっている場合があります。最新情報はお店、公式情報でご確認ください。

レポーターが頂いたメニューと実食クチコミ

「クロップオリジナルブレンド」が気になったのですが、SPと、GRの文字が。

訊ねると、「名前はテキトーにつけちゃってねー、もっと格好いいのにすればよかったんだけど」と気さくな調子で教えて頂けました。むしろ、言い切る潔さが清々しいです!

当初、看板ブレンドとして作ったロイヤル(GR)があり、ちょっと手を加えてフレンチの苦味が加わったようにして飲んでいたところ、常連さんたちが「そっちを飲ませて!」と食いつき、スペシャル(SP)も定番入り、という経緯で2種類のオリジナルブレンドが並んでいるそう。

家族で来たひとはロイヤル、ひとりや珈琲通同士の時にはスペシャルが選ばれることが多いとのこと。

と、いうことで、コーヒーマニアに人気という方で。クロップ式の淹れ方が特徴的です。

淹れ方が豪快、ダイナミックな感じです。それでいて味は「時」や「落ち着き」と言った言葉イメージさせる、穏やかなビターさ。動より静な感じで、ほっとします。この道35年以上というマスター曰く、ブレンドは、シングルよりも飲み続けても飽きがこないのが魅力と。なるほど、常連さんたちが、通いたくなるのがわかります。

コーヒー豆は、ちょっと目線を変えて、モカとモカブレンドをお持ち帰り。

クロップ流コーヒーの淹れ方

クロップ流コーヒーの資料を頂いたので、ご紹介。

  • 使用するのは、台形ペーパーフィルター&ドリッパー。
  • お湯は、沸騰したて。
  • クロップ流は、はじめの蒸らしはナシ

この時点で、「既成概念崩壊!」と驚いた愛好家も多いかもしれません。

  • 細すぎないように、フィルターの中心から円を描くように、8分目くらいまで注ぐ。
  • お湯が半分くらいに下がったら、2回目のお湯を注いで、8~9分目に戻す。
  • 3回目も同様にし、カップに適量が入ったら、フィルターをはずす。フィルターには、4~5分目くらいお湯を残す感じで。最後まで出し切らないこと。

マスターがさまざま試してたどりついた、クロップ流の味になる淹れ方です。

試してみて、個人的には、円錐型のドリッパーに細くじわじわ淹れるよりも、高温に浸るという点で少しサイフォンに近い風味になるのかなと感じました。※味覚には個人差があるので違う!という人もいるかもしれません。

コーヒー店をめぐるうち、正解があるような気がしていましたが、コーヒーの楽しみ方は自由で無限大、だから店の味があって面白いんだなと再確認。

台形ドリッパーをお持ちの方は、試してみては。好きな味だと感じた淹れ方が、あなたの味です。

初めてクロップを訪れたら、した方がいいこと

初めてクロップを訪れた人が、できれば、した方がいいことは…マスターとコーヒーの話をすること。選び方、淹れ方…なんでもいいです。※混んでいる時は配慮を。

お店のクチコミ情報があまり多くないので「常連以外入りにくい雰囲気だったらどうしよう…」と躊躇する人もいるかもしれません。初めての訪問でも、少し話し出した途端、肩の力が抜けるはずです。

なんとも軽妙で歯切れのよい調子で「高~いコーヒー器具を一気に買う人って、たいていね、飽きちゃうんだよ。そんなにお金かけなくていいよー。」などなど…語って頂けます。

いつの間にか、常連さんも交えて会話しているかもしれません。

また、オリジナルブレンドは、クロップ流の個性がわかりやすい一杯。迷ったらぜひ、試してみたいブレンドです。

くらしに寄り添う、コーヒー専門店

コーヒーの店クロップは、老舗の珈琲豆・珈琲専門喫茶店ならではの、こころ落ち着く雰囲気。

くらしに寄り添う価格帯で、長くコーヒーと付き合っていけるお店です。気楽に落ち着いた店でコーヒーを楽しみたい人も、研究好きの珈琲変態さん(?)も。

長年地域で愛されているお店の秘密が実感できるはずです。

コーヒーの店クロップ公式HP

 

訪問時と情勢が変わってきたので、追記。

※密を避けたい場合、豆を連れ帰っておうちカフェを楽しむのもおすすめです。