仙台旅行観光時の天気と服装【11月12月晩秋~冬】仙台の人は何着てる?
11月、12月頃に仙台に行くんだけど、どのくらい寒い?どんな服で行こう?防寒は?雪って降るの?仙台の気候と服装の情報です。参考にしてみてください。
仙台の11月・12月の気候
気象庁の観測データ「平年値(1981~ 2010年の平均的な値)」と「2019年の例」で、仙台の11月・12月の気候を 見てみましょう。
11月はじわじわと寒くなる。気温差大!
11月の平均的な気温
仙台の11月、平年値(1981~ 2010年の平均的な値)です。
- 日平均最高 13.7℃
- 日平均最低 5.2 ℃
- 日平均 9.4℃
11月は、1日の中でも気温差が大きいです。
11月のとても暑い時、とても寒い時
2019年の記録で、とても気温が高かった日と気温が低かった日もチェックしてみましょう 。
- 最高 21.4℃
- 最低 -1.6℃
11月、高低差激しいです。
11月、雪については?
2019年の記録で見てみましょう。
- 大気の雪日数 4日
- 雪が積もった日 0日
- 最深 0cm
11月の雪は降っても、ちらっとです。雪自体よりは、うっかり凍結での事故が怖いところです。
12月は冬到来。雪の日は少ないけど凍結注意
稀に、とても暖かい日はあれど、全体を見渡すと10℃を切るのがほとんど。「真冬仕様」と心しておいたほうがよいでしょう。
12月の平均的な気温
仙台の12月、平年値(1981~ 2010年の平均的な値)です。
- 日平均最高 8.4℃
- 日平均最低 4.5℃
- 日平均 0.9℃
12月のとても暑い時、とても寒い時
2019年の記録で、とても気温が高かった日と気温が低かった日もチェックしてみましょう 。
- 最高 16.2℃
- 最低 -1.9℃
※更新日12/17時点
12月、雪については?
- 大気の雪日数 6日
- 雪が積もった日 0日
- 最深 0cm
雪については、「はらりと降るけど、積もらない」という降り方の日が時折だけあります。2021年は12月2日に初雪を観測しました。
仙台街中の場合、12月に雪に埋まるような気候となる確率は低いです。どちらかと言うと、降ってすぐ溶けた雪が凍った路面に気づかず、滑って転ぶのが心配です。朝晩に外歩きの予定がある場合、シューズの裏と仕様にも配慮を。
滑り止めつきとまでは言いませんが、ツルツルフラットよりは、凹凸があった方が滑りにくいでしょう。
郊外の山エリアは豪雪の場合もないとは言えません。付近のお宿のサイトなどで情報収集を。路面の凍結がめったにない温かい地域から車でお越しの方は、もし道路が凍るような気候だったらどう対処すればよいか、復習しておくことをおすすめします!旅先の思い出に、事故の記憶はいらないですね。
タイプ別、仙台の人が11月12月に着ている服装例
秋から冬のはじまり、仙台での服|一般的な温度感覚をもつ多数派
11月は、1日のうちの気温差が本当に大きいです。「ずっと屋内にいる予定」でなければ、着脱できる服装の持参をおすすめします。
たとえば「長袖カットソーに中厚ニットのカーデ、トレンチコート」「ネルシャツに厚地パーカー」「機能性温かインナーにオフィス対応てろっとしたカットソー、冬生地ジャケット」など…
ボトムは、気合いと体力に富むヤング以外は、生足を出したくない気候かと。冬生地のくるぶし丈などもありますが、夜に出歩く場合、寒さを感じるかと。
外を観光する場合は、ホッカイロなんかも持っておくと心強いです。女性は、襟元の開いたデザインの服も多いので、風が強い日などはマフラーやストールで末端をカバーすると冷えにくいです。
12月は、冬コートの出番です。中に着るのも冬服ですね。
ただ、寒そうだからとインナーにヒートなババシャツ・ジジシャツを着た上にカットソー、セーター、ダウンと重ねた場合、意外と暑い室内や予想外に気温が上がった日中に着脱がしづらく、ぐったりする可能性も。服装のどこかに脱ぎ着しやすいパーカーやシャツ、カーデ仕様ニットなどを組み込んで、1枚着脱できると便利です。
温暖なエリアからお越しで、荷物を減らしたい場合は、仙台に近づいた時、ポータブルダウンを仕込む前提で手荷物にしておくのもアリですね。空港や駅で着足してから建物から出るとよいかと。
秋から冬のはじまり、仙台での服|かなり暑がりな人
筋肉の鎧を身につけたかなり暑がりな人。
11月の日中は、半袖1枚や短パンの人もいます。鎧の加減によっては長袖1枚あるいは、半袖+薄手シャツor薄手カーデorウインドブレーカーに長いボトム、などで調整するといいでしょう。
12月は、天気予報をよく見ましょう。最低気温にマイナスが登場する日、5度以下などの気温予測なら、いくら鎧があっても、多少防寒が必要になりそうです。
上の「一般的な温度感覚」の11月頃に準じて、カットソーにトレーナー素材のパーカーを羽織ったり、秋冬生地のジャケットやニットを重ねるなど。あるいは、ダウンベストなどもコンパクトに収納できますね。
秋から冬のはじまり、仙台での服|寒がり冷え性な人
眠る時も靴下が欠かせない、夏のクーラーの設定温度に「みんな冷やしすぎ!」と静かに怒りを感じているタイプの冷え性さんの場合。
ババシャツ、ジジシャツが重宝します。厚さが3段階あるなら、11月頭は薄手、気温を見つつ真ん中厚か厚手、12月は厚手、朝晩に外に出るならランク最上です。
荷物の事情や普段温暖なエリア在住で、ストッキングのような薄手素材でやりくりするならば、とりあえず1枚で様子を見て、必要に応じて2枚重ね技、というのもアリ。
11月前半はあからさまなダウンの人は、まだあまりいないです。ダウンで暖をとりたい場合は、ジャケットやトレンチ、秋冬コートの下に薄手ポータブルダウンを仕込むくらいが賢いでしょう。11月後半の冷える予報の日や、12月になったら、ダウンやがっつり冬仕様のコートを動員。
インナーとアウターに対策をとった場合、ファッション自体は、「一般的な温度感覚」と同じく秋冬素材の重ね着、ロングボトム、で大丈夫でしょう。
12月に来る場合で、「そんなインナーは持っていない…買う気がない」という温暖エリアからお越しの方は、持ち得る衣類の中で厚手のもの、セーターや厚手パーカーなどを選び、カットソーと重ねましょう。ちなみにセーターは、アクリルや綿素材より、毛やカシミアなどの素材が特に暖かさを保ちます。セーターの下に何か着ないと、風が吹いた時に寒いです。普通の半袖Tシャツでも、着るのと着ないのでは違いますよ。
調整できる防寒で賢く対策!
11月は、晴れた温かめの日中と、朝晩や、雨の日でかなり体感が異なります。夜だけに合わせた防寒だと、日中や屋内で荷物が増えるだけになることも…。少しずつプラスできる防寒で賢く温度調整しましょう。
12月の夜は冷えます。「光のページェント」目的で仙台に来る人も多いですね。「とにかく寒いだけの記憶」になってはもったいない!のんびり見て回れるように、しっかり防寒してくださいね。